初めて塗装を検討されている方へ。屋根・外壁塗装の基礎知識

屋根・外壁塗装の必要性とは?

外壁や屋根の塗装リフォームには3つの大きな目的があります。

  • 建物の美観を保つ
  • 雨風や紫外線から建物を守り、長持ちさせる
  • 機能性塗料による効果の追加

屋根や外壁の塗装は紫外線や雨風など厳しい自然環境から受けるダメージを、外壁が直接受けないように防ぐ役割を持っています。

しかし、どんなに最初はきれいな屋根や外壁でも、歳月とともに塗膜の機能は低下し、見た目にもくすみや色あせが生じるため美観も損なわれます。
塗装がはがれ落ちたりひび割れたりすると、見た目に汚いだけでなく、外壁に直接ダメージが入り込み、建物自体の劣化を早めてしまうので、長く住めない建物になってしまいます。

長く安心して住み続けるためには、定期的な屋根と外壁の塗装リフォームが必要です。
さらに塗装リフォームには「鉄部がサビやすい」「ヒビ割れしやすい」といった地域特有の現象にも対応できる、特別な保護もすることも可能です。
外壁を塗り替えるということは、あなたの大切な家を守ることと同じことだと言えます。

屋根・外壁塗装の塗り替え行程と期間

外壁塗装にどのくらい時間がかかるのか、気になっている方も多いと思います。

季節や天候に左右されますが、大体10日~2週間ほどが目安になります。
そんなに長くかかるのかと疑問に思われるかもしれませんが、実は、短く済ます外壁塗装には要注意です。外壁材を塗る塗料にはメーカーが定めた、乾燥時間というものが設けられています。
その乾燥時間を守る為、一日一工程しかできない場合があるのです。
この乾燥時間を守らないと初期不良の原因となってしまう可能性があります。
こういった基本的なルールを守った上でないと、良い塗り替えはできません。

実際の施工の流れを簡単にご説明します。

足場の画像

01 足場の設置

塗装工事を安全に・効率的にすすめるための足場を組みます。

足場の画像

02 養 生

足場に飛散防止シートをかけ、ビニールやテープ、布を使って丁寧に周囲の養生をします。近隣の家や車に塗料が付着することを防ぎます。

高圧洗浄の画像

03 高圧洗浄

高圧洗浄機を用いて、屋根や外壁の汚れやカビ、苔などを落としていきます。

高圧洗浄の画像

04 錆止め

塗料を塗る前に鉄部に錆止めを丁寧に塗っていきます。サビの発生を抑えます。

05 下地処理

ひび割れや剥がれを確認。しっかりと補修して塗料を塗る下地を整えます。塗装を長持ちさせる重要な工程です。

06 軒天塗装

屋根の外壁より外に張り出している部分の天井・軒天を塗ります。弊社では3回塗り(傷み具合により4回塗り)を採用しています。

外壁塗装の画像

07 外壁塗装

いよいよ外壁の塗装に入ります。外壁も3回塗り(傷み具合により4回塗り)。手間は掛かりますが塗料の性能を最大限引き出します。

外壁塗装の画像

08 屋根塗装

屋根の塗装に入ります。屋根も軒天や外壁と同様に3回塗りを採用しています。

その他部分の塗装の画像

09 その他部分の塗装

最後に雨どいや戸袋、雨戸など残る付帯部の塗装を行い作業終了です。

その他部分の塗装の画像

塗料の違いについて

外壁塗装で使用される塗料の主成分はいずれも合成樹脂で、そこに含まれる物質によって仕上がりの見た目や耐久性が変わってきます。

弊社で使用している塗料をご紹介します。

塗料の種類 特徴
アクリル系塗料 軽量で、色をくっきり見せる効果がある塗料です。
コスト面でもっともすぐれていますが、紫外線に弱く、耐用年数が短めです。
ウレタン系塗料 アクリル系塗料に比べて、防水性と耐水性にすぐれた塗料です。
比較的安価で、バランスがとれています。用途の範囲が広く、戸建住宅を中心に幅広い建物で使用される塗料です。密着性にもすぐれており、塗装の剥がれが気になる箇所に使えます。
シリコン系塗料 ウレタン系塗料に比べて、耐久性と対候性、仕上がりのよさにすぐれた上質な塗料です。
弾性にもすぐれているので、塗膜の下で小さなひび割れができても、防水性を損ないません。耐用年数が長く、コストパフォーマンスのよい塗料で、現在もっとも人気です。
フッ素系塗料 比較的高価ではありますが、耐久性、耐候性、撥水性にすぐれ、美しい光沢もあります。

施工対応エリア

施工対応エリアマップ

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